Audi TT quattro シフトワイヤー 整備
お客様より、「走行中に『ガキッ』と音が鳴ってシフトがグニャグニャになりました。」というお電話がありレスキューにて入庫したアウディTTクワトロです。
実際にシフト操作をしてみるると、確かに手ごたえがありません。
ワイヤー切断?リンク破損?を疑いながら点検したところ、今回はシフトワイヤーの交換が必要となりました。
さて作業に取り掛かるのですが、上から行うか、下から行うか悩みます。シフトワイヤーはボディの外にありますので下から作業することに決めました。
まず触媒を外します。(ナットは要交換です)
プロペラシャフトをずらしてヒートガード&遮熱板を取り外します。
するとシフトボックスが姿を現します。
下側の蓋を取り外してようやく内部が確認できました。
どうやらシフトワイヤーのブッシュがバラバラになってワイヤーがリンクから外れてしまっていたようです。
ワイヤーを交換してシフトストロークの初期設定をして作業完了です(^^)/