ホース&ラジエーター交換 原因は漏れ止め剤?
先日、ラジエーターアッパーホースのヒビ割れによる冷却水漏れが原因でレスキューにて入庫したクルマのお話です。
点検をしてみると、その車種によく見受けられる箇所から漏れていました。
構造上どうしても負担が掛かってしまうところなので、ホースの経年劣化による割れかな?と思いながらホースを取り外すと、内部から「砂?」のような「スラッジ?」が出てきました。
これはいつもと違うぞ。様子がおかしい。と各所点検していったところ・・・
ラジエーター内部が写真のような状態になっていました。
冷却水漏れの症状がある時に一時的に漏れを止める「水漏れ防止剤」というものがあるという話を耳にしたことがありますが、恐らくそれの類ではないかと思います。
ラジエーターのフィンにもびっしりと溶剤?が詰まっていて冷却水の通り道が本来の1割程度しか機能していませんでした・・・(+_+)
今回はラジエーター本体と裂けたホースを交換し、しばらく様子をみることにしました。
漏れ止め剤は緊急用ととらえた方がよいかと思います。そして、今回の場合は使用容量が守られていなかったのではないかと思います。
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