オイルとクーラント漏れ修理で入庫したBMW  Z4  35i  のご紹介です。

こちらのZ4 35iのエンジンは、なんとツインターボです。ということは･･･

自然吸気エンジンに比べ多くのパイプやホース類などがあり、エンジンルームのスペースギリギリに収まっているために手が入り難く整備が容易でないという難点があります。

まずクーラント漏れの修理から行います。ウォーターポンプ、サーモスタット、クーラントホースの交換作業です。

このパーツ達はエンジンのマフラー側の下についており、かなり手が入りにくい所にあるのです。そのためステアリングラックを下にずらして作業していきます。それでもかなり作業スペースが狭く、慎重に作業しクーラント漏れの修理は終了です！

続いてオイル漏れ箇所の修理です。こちらも簡単にはいきません。オイルエレメントブロックのパッキンを交換しないといけないのですが、インテークマニホールドがエレメントブロックを固定するボルトにかぶさっているため、インテークマニホールドをずらさなければいけません！　中々大変です。そしてオイル漏れの方も無事に作業終了しました。

この位の年式の６気筒エンジンでは比較的頻度の多い修理箇所になります。

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