2000年式 メルセデスベンツV280(638) ウォーターポンプ異音
近頃では少し珍しくなりました、メルセデスベンツV280(638)のご紹介です。
こちらの車両は6気筒エンジンを搭載しておりますが、なんとこのエンジン、フォルクスワーゲン社製のVR6というエンジンなんです。当時メルセデスベンツ社では前輪駆動であるVクラスのエンジンルームに収まる6気筒エンジンが無かった為にVR6エンジンが搭載されたらしいのです。興味深いエピソードです。
今回はエンジンから異音がするとのことで、ご来店頂きました。
早速ボンネットを開けて点検してみると、ガラガラ、ゴリゴリと異音が聞こえてきます。何の音だろうと、よく見るとウォーターポンプのプーリーが傾いて回っている状態でした。
ベアリングの不良によって異音が発生していたようです。
プーリーが傾いて回っていた為にベルトも偏摩耗していましたので、ウォーターポンプとベルトの2点を交換することになりました。
こちらのオーナー様はバイクなども積む為、荷室の床面が低い構造のVクラスを大変気に入っておられ、なんとこちらの車両は2台目ということでした。
これでまた安心して乗っていただけますね。 ありがとうございました!