メルセデスベンツML350ブルーテックオイル漏れ修理
車検で入庫したメルセデスベンツML350ブルーテックのオイル漏れ修理の紹介です。
車検の点検時、アンダーカバーを取外すとエンジン下部からオイル漏れを確認しました。
オイル漏れ箇所を特定する為に各部を点検していきます。
こちらのエンジン、かなり複雑な構造のためマイクロスコープなども使用して慎重に点検をしていきます。
点検の結果、エンジン中央部にあるオイルクーラーの取り付け部分からの漏れと分かりました。
それでは作業を始めていきます。
こちらは分解前の画像です。
まずはインテーク関係のパイプ類を外し、次に燃料関係の配管類やホース類を外します。
次にエキゾースト関係のパイプ類、ターボチャージャーを外します。
そしてインテークマニホールドを外すと、ようやくオイルクーラーが出てきます。
中央部にあるのがオイルクーラーです。
劣化したパッキン(オレンジ色)が漏れの原因でした。
対策品のパッキン(紫色)に交換してオイルクーラーを取り付けます。
そして、分解した時と逆の手順で組み立てます。
慎重に丁寧に組み上げていきます。
組み上げ後は走行テストを行い漏れの最終確認をして作業終了です。ありがとうございました。