BMW E36 M3 エンジン廻りのメンテナンス
BMW E36 M3 エンジン廻りのメンテナンスで入庫されました。
E36、しかもM3! 車好きにはたまらない車両です!!
当時のDTM(ドイツツーリングカー選手権)好きにとっては神のような存在。
ライバル車は、ベンツCクラス、オペルカリブラ、アウディA4、アルファ155、フォードシエラなどだったでしょうか、とにかくこの時代の車はメーカーの個性が色濃く残っており心躍ります!
今回は、オイル漏れ,ベルト廻り,マウント類などのメンテナンスを行いました。
どうですか、このエンジンのカッコよさ!!
純正で6連スロットルです! 私、このエンジン見ながらお酒のめます(笑)
まずはオイル漏れの修理を行いました。ヘッドカバーパッキンより漏れがありましたので、パッキンの交換を行いました。
カバー前側から漏れていました。
パッキンの当たり面をキレイに清掃します。
カバー側も同様にして清掃です。キレイになりました。
整備をしていると気になった事が・・・・ シリンダーヘッド前部にRolls-Royce GmbHと書いてあるプレートが貼ってあったんです。
これはエンジン開発にロールスロイス社が関与していたという事なのでしょうか?謎です。
続いてプラグも消耗していたので同時に交換しました。
次にベルト廻りの交換作業です。かなりヒビ割れがあります。
ローラー関係も同時に交換です。
エンジンマウントです。右が新品です。比べるとかなりつぶれているのが分かります。
これはミッションマウントです。こちらもエンジンマウントと同状態でした。
これらの部品の交換作業を行いテスト走行をしてみましたが、やはりマウント交換の効果がかなり体感でき、振動が滑らかになった印象です。
これで快適にドライブして頂けます! 羨ましいです!