BMW X6 ブレーキパッド交換
本日は、こちらのBMW X6 ブレーキパッド交換作業のご紹介になりますm(_ _)m
12ヶ月点検でのご入庫です。
ブレーキ鳴きがあり、お客様にご相談させて頂き交換する事となりました。
こちらの車両、今までご紹介させて頂いたブレーキローターとは構造が違っています。ブレーキローターに穴が開いていて、『ドリルドディスクローター』とも言われています。
こちらのBMW X6は、車体も大きいので使用しているブレーキパッドも非常に大きいです。
下記画像の上側がBMW X6のフロントブレーキパッドです。下側はコンパクトクラスの車両のブレーキパッドです。
並べてみると大きさの差が一目瞭然です。
これだけ大きなブレーキパッドなので、使用しているブレーキローターも高性能な物でないと耐えきれませんね。。。
BMW X6は、フロント・リア共にドリルドディスクローターが装着されています。このように、ディスクローターに穴が何ヵ所も開いています。
穴をよく見て頂くと分かるのですが、ブレーキパッドの削れカスなどで穴が埋まりかけていたり穴自体も削れたりしています。
こちらの高性能なドリルドディスクローターに穴が開いているのには、もちろん理由があります。
穴が開いている事により、ローター表面の通気性をよくして熱容量を増やし高い放熱効果を発揮します。雨の日などで濡れたローターから水分を除去させる効果もあります。
ドリルドディスクローターを研磨する際には、この穴一つ一つをキレイに修正します。修正を行わないと、穴にブレーキの削りカスが詰まった状態になり、本来の性能をフルに発揮できません。
研磨後、組み上げた状態のフロントブレーキ及びリアブレーキです!!
★☆エイブル・カー・ニイガタでは、12ヶ月点検ででお預かりしたお車を「よりよい状態」で納車したいと考えております。
お預かりしたお車は定期点検記録簿に基づく点検を行い、修理等が必要な場合はお客様にご連絡・ご了解いただいた上で作業いたします。安心してお車に乗っていただくために、「車検」後、1年経過した時期であり、次回車検まであと1年あるという機会にこそ、必要な整備や予防修理を提案させていただけたらと考えております☆★